レオパレス21の施工不良で2,000棟以上に住んでいる住人の方が、引っ越しを余儀なくされるというニュースで大騒ぎしていますが、僕が思うのはそれ以外にも『あの件はどうなった?』ということなのです。
気になるあの件についてちょっと語りたいと思います。
2005年に起こった「姉歯事件」に始まり、その後建築業界の構造的な問題にまで発展した耐震偽装問題。たしか、数年間はしっかりとチェックすると政府は発表していたと記憶していますが、その後、果たしてちゃんとチェックしているのでしょうか?
2006年の共産党の記事
耐震偽装再発防止のために建築基準法等改正案の審議にあたっての提案
この時はURや学校などの公共施設にも問題があるかも?という風に報道されていたような気がします。別に誰かを非難したくてこんなことを書いているわけではありません。
昨年は北海道で大きな地震がありましたし、熊本を初め日本全国で地震が増えている中で、今後大きな地震が起きて、地震保険や火災保険で倒壊した家屋を保証してもらおうと思っても、元々施工段階で基準を満たしていない場合は証明できないでしょうね。
もちろん、疑惑のある全ての物件を調査するのは現状難しいとしても、「家だけは大丈夫」とは思わないで、普段からやれること(壁がひび割れていないかなど)をチェックして、物件を探したり、家をすでに持っている方は専門業者に依頼して調査するなど、自分の身は自分で守るという意識が大切…なんでしょうね。
でも、まあ…あまり心配しても人は自分の寿命を知ることはできないので、今日を楽しく自分なりに有意義に過ごしていきましょ!
それではまた~
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